旧鏡村    【廃校小学校】第一  第二  第三  第四  畑川(分)
        【廃校中学校】なし
        【休校小中学校】なし  小5中0合計5校
        【現存小学校】鏡
        【現存中学校】鏡  小1中1合計2校

学校統廃合の流れ
1972(昭和45)年 畑川分校を第一小学校に統合
1983(昭和58)年 第一・第二・第三・第四小学校を統合し、鏡小学校に(施設は第一小学校を使用)

参考文献 鏡村史  鏡地区公民館マップ
Thanks 鏡村教育委員会

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 土佐郡鏡村は高知市のすぐ北側の山村で、ちょうど土佐山村と並びあっている。様々な条件が似通っていて、産業構造や明治以降1村であったことや平地が極端に少ないことなどである。役場付近まで高知市から25分ほどであるが、奥が深く最奥部の集落まではさらに40分ほどかかる。
 いち早く土佐山村とともに高知市と法定合併協議会を立ち上げ、ほぼ無風状態で協議は進んだ。大きな問題もなかった事から2005(平成17)年元旦をもってその歴史を閉じて、高知市に編入された。実質的には吸収となる合併でこの地域がどうなるのか、まがりなりにも高知県一の都市である高知市と高知県の中山間部の縮図であるこの村の合併の行方は興味深いものがある。
 鏡村へは高知市塚ノ原から入るルートが一番ポピュラーである。この県道、実は高知伊予三島線という国道に匹敵する距離を誇る路線なのであるが、一部を除き乗用車のすれ違いさえ困難なルートである。作者が20年前に自転車で全線走破した時は県境付近20キロ近くが未開通で代替林道はすさまじいダートであった。今でも10キロ近くが未開通で一部にダートが残っている。そのほかは土佐山村と伊野町から県道が通じているが、後者は舗装されてはいるもののとにかく狭い。あと主な車道は高知市円行寺から山越えの道が複数あり、変わったところでは伊野町中追から蟹越という峠越えをして梅ノ木の第四小学校跡横へ出るルートがある。