鏡第一小学校畑川分校(鏡村)  はたかわ
  鏡村立鏡第一小学校分校として設立、のち1972(昭和45)年に本校へ統合

  1958(S33) 1963(S38) 1968(S43)
児童数 19  19 



 鏡村役場から北進し鏡川を渡って左折、数百m行くと県道高知伊予三島線との分岐になる。伊野方面という看板に従い直進して数キロ走った先に畑川分校跡がある。実はこの場所というかこのルートは作者が高知市在住だったころ、よく自転車でトレーニングに使っていたコースである。高知市から鏡村役場を経て畑川〜梅の木と走り、行川へと下るコース、何故かよく走っていた。週末に時間のあるときや朝早起きして走ったこと本当に数え切れない。だが、迂闊にもここに分校があったことはこのサイトを立ち上げたあと鏡村教育委員会で資料を調べるまでまったく気が付かなかった。

 訪問したのは2004(平成16)年2月、注意しながら走るとなるほど確かに学校跡らしきものがある。さすがに閉校後30年以上も経過しているため、校舎はないが狭いながら校庭の雰囲気は残っている。校舎の変わりには公民館が建てられている。畑仕事をしていた方に話を伺うと、終戦後もしばらくは未舗装だったうえに今よりも狭く、到底第一小学校まで通える状況にはなかったそうだ。道路が改善され交通事情がよくなり、通いやすくなったことは閉校の理由ではなく、道路事情がよくなったことで過疎化が進み児童がいなくなったのが最大の理由だと言う。ここも分校だったとはいえ、子供の声がしなくなってますます寂しくなったという老人の言葉には何を言えばよかったのだろう。