寺村小学校(吾川村) てらむら
旧大崎村立寺村小学校から合併で吾川村立へと改称後2004(H16)年休校
高知市方面から国道33号線を走り、佐川町を過ぎたあたりから田園風景は山間部に変わり、越知町中心部を過ぎると仁淀川沿いになる。さらに川沿いに進み越知町と吾川村の境となる地点で鉄橋を渡り、すぐトンネルになる。寺村小学校はトンネル手前を左折し、200m先で右折してトンネル上を走り坂道を駆け上がって行く。
国道からもその姿を見ることができる。
寺村小学校
訪問は2004(平成16)年の5月、実はこの寺村小学校は3月31日をもって休校となった。つまりわずか2ヶ月前までは児童のいた学校なのである。仁淀川を挟んで直線距離で2km足らずには野老山小学校(越知町)があるが、こちらも3月で休校となった。さらに付け加えるならば、寺村小学校の東に位置する横畠小学校(越知町)もつい2年前に休校となった。
写真でわかるように急斜面に校舎が建ち、運動場は一段下にある。学校自体の歴史は明治時代に遡るのはここも同じで、一世紀以上に渡る学校の灯はこの地区からも消えるのだろう。