大道小学校(十和村) おおどう へき地級3(1978)
旧十川村立大道小学校として設立、町村合併で十和村立に改称後、2005(H17)年に廃校
年度 | 1947(S22) | 1962(S37) | 1965(S40) | 1970(S45) | 1975(S50) | 1980(S55) | 2003(H15) |
生徒数 | 71 | 75 | 56 | 63 | 54 | 34 | 9 |
大道小学校へは十和村役場のある十川地区から東へ向かい、旧十川小学校の手前で四万十川支流久保川沿いに林道(全面舗装)を約9kmほど遡る。大道中学校跡を左手上に見ながらカーブを曲がると川向こうに大道小学校跡が見える。休校になったのは2002(平成14)年度でその3年後には廃校となっている。
訪問したのは2007(平成19)年7月、廃校後2年が経っているものの校舎は残っていた。標高は249m(手持ちの携帯型GPS)と思ったほどでもないが川沿いにあるためか涼しい。
休校時にまだ9名いた児童は現在0名、中学校に通う生徒が6名となっている。地区の産業は林業・農業(お茶・椎茸等)でいずれも今は細々と行われている程度である。特にお茶の価格下落は深刻でこの2年間で半値近くに下がってしまったそうである。学校のすぐ上流にあった商店も閉店となり、日常の買い物は十川まで出るか週に一度の移動スーパーを待つしかなくなっている。かつて700人を越えていた人口は今実際には200人を切っているのではないかと思われる。