奈半利町  【廃校小学校】米ヶ岡(分)  加領郷
        【廃校中学校】なし 
        【休校小中学校】なし 小2中0合計2校
        【現存小学校】奈半利  
        【現存中学校】奈半利  小1中1合計2校
     

学校統廃合の流れ
1995(平成7)年 3月 米ヶ岡分校を奈半利小学校に統合
2019(令和1)年    加領郷小学校を奈半利小学校に統合廃校

Thanks 奈半利町教育委員会

学校名の上でクリックすると各学校の紹介にジャンプします     

 奈半利町は奈良時代末期から交通の要所として栄えた町である。当時は奈半利町から尾根伝いに東洋町野根に街道が通じており、野根山街道と呼ばれていた。現在の国道は海岸沿いになったが、野根山街道は「四国のみち」として整備されハイキングのルートとして賑わいを取り戻している。学校統廃合は元々学校数が少なかった事もあって分校1校の統合にとどまっていたが、近年に加領郷小学校が統合廃校となった。

 平成の合併では紆余曲折と波乱に終始することとなった。まず最初2002(平成14)年夏に東洋町・田野町・安田町・北川村・馬路村・安芸市・芸西村との8町村で協議を開始した。室戸市のみを外したうえに広域すぎる協議ではないかという懸念があったがまず香南6町村とのかけもちだった芸西村が離脱、これは地域的な問題もありやむを得なかった。続いて2003年5月までに安芸市・馬路村・東洋町が離脱、わずか半年で4町村になってしまった。東洋町からは協議継続の要請があったが拒否する形になっている。残りの4町村でまとまるかに思われたが、2004(平成16)年6月に田野町のアンケートで反対多数となり、田野町が離脱。その後残った3町村で合併協議を進め、調印までこぎつけたものの最終的には北川村の住民アンケートで否決されたことが原因で合併には至らなかった。