組合立高南中学校(窪川町) こうなん
旧窪川町組合立高南中学校として設立、1948(S28)年廃校
組合立高南中学校は戦後のわずか2年間という短い期間に存在した中学校である。地元住民に聞いたところ、元々明治時代に当時の窪川村・松葉川村・仁井田村の3村組合によって高等小学校が設立されていた。戦時中には青年学校となっていたが戦後の教育改革でそのまま中学校に改称された。しかし施設の老朽化が激しく立て直しが至急の問題となっていたことと、各村内に中学校設立の声が高まった事もあり短い歴史を閉じている。
訪問は2009(平成21)年6月、窪川中心部東部で国道56号線を旧道に入り、すfぐに右折して県道19号窪川舟戸線を北上する。1km少々進んだ右手に酒屋がありその先の川角集会所の一角に小さな記念碑が残されている。校舎は今の集会所付近、運動場がやや山手よりにあったそうで、今は主に水田と畑になり一部は民家の敷地にもなっているそうである。
運動場だったあたり