片地小学校逆川分校(土佐山田町)  さかがわ
  旧野市町立逆川小学校としてから合併編入で土佐山田町立片地小学校分校に改称後、1973(S48)年に廃校

  1958(S33) 1963(S38) 1968(S43)
児童数 31  21  12 


 

 片地小学校逆川分校は当初旧野市町の独立校として存在したが、逆川地区が昭和の大合併時に土佐山田町に編入されたため1955(昭和30)年に片地小学校の分校となった。過疎化により18年後の1973(昭和48)年に本校統合されてその歴史を閉じた。



 訪問は2006(平成18年3月)、龍河洞の看板を見ながら国道195号線を右折して行く。「行けばすぐわかる」と旧土佐山田町教育委員会で言われたが、なるほど龍河洞のすぐ手前に石垣が見えはっきりと学校跡とわかる。現在は公民館として使用されているが施設そのものは学校のままである。
 龍河洞は判明分だけで全長4kmにも及ぶ国内屈指の鍾乳洞でそのうち約1kmが一般公開されている。このほかに冒険コース(要予約制)というのがあり、ヘルメット・ヘッドランプを使用して照明のないコースガイドも行っている。一般コースでも秋芳洞(山口県)など他の有名な鍾乳洞を凌ぐスケールの大きさなので高知県の観光ルートの主力である。近年近くに高知テクノパークが造成され、高知工科大学との連携が期待されている。