能津中学校（日高村）　　のうづ
　　旧能津村能津中学校として設立、日高村立能津中学校に改称後日高中学校に統合

　能津中学校跡は伊野町柳瀬で国道１９４号線を対岸へ渡り左折、佐川町への県道分岐を直進したカーブの上にある。つい１０年ほど前までは沈下橋があったのだが今ではすぐ上流に立派な抜水橋がかかった。小中併設に近い状態で敷地内の下段が能津第一小学校、上段が能津中学校となっている。
　能津中学校跡は現在保育園が建てられている。写真撮影の承諾を得ながら聞くと、少ないながらも保育児童がいるので小学校のほうは当面は大丈夫ではなかろうかという話であった。

能津小中学校校門跡

　訪問は2004(平成16）年9月と2005(平成17)年2月の２回になった。保育園の片隅にひっそりと記念碑が建っている。旧能津村の人口は1950年代には1,500人近くいたが、平成14年には600人を切っている。児童生徒数も激減しており、1963(昭和38)年に316名いたのが現在は30人前後となっている。中学生はスクールバスで山越えをして日高中学校へ通学している。