夜須小学校国光分校(夜須町) くにみつ
旧夜須町夜須小学校分校として設立、合併後1972(S47)年に本校統合により廃校
国光分校の前身は1872(明治5)年に国光小学校として設立されている。当初は独立校であったが設立より20年後の1892(明治25)年には分教場となり、以後本校である夜須小学校に統合されるまで分校のままであった。東川村が合併する以前には町内最北端に位置する学校となっていた。

訪問は2006(H18)年4月、既に先月から香南市が発足しており夜須町という名前はなくなっている。旧夜須町役場から県道を7kmほど北へ走ると国光地区に着く。国光分校自体も廃校から30年余の時が流れており、跡地には集会所が建てられていた。林業と炭焼きが中心であり、水田や畑は地区内を流れる夜須川沿いにほとんどが集中する。夜須町というと海辺というイメージが強いのだが、実際には南北に細長く中山間部が多くを占める。
もともと分校だったので児童数はそれほど多くはなかったそうであるが、県道の舗装化が進むに連れて中心部や高知市内へ出る家族が増え廃校となったそうだ。かつて地区内には豊かな自然が残っており、1950年代まではツキノワグマもいたという記録がある。当然の事ながら今は人工林が増え、往事の面影はないという。
