柳瀬小学校(伊野町)  やなせ   へき地級準(1978)
  旧三瀬村立柳瀬小学校として設立、合併で伊野町立改称後、2002(H14)年に休校)

  1958(S33) 1963(S38) 1968(S43) 1978(S53) 1998(H10) 2000(H12)
在籍児童数 61  41 22  19 


 

 伊野町中心部から国道194号線を仁淀川沿いにある神谷小中/三瀬中(休校中)を見ながらしばらく走り、高知県警伊野署柳瀬駐在所の手前に柳瀬小学校がある。国道を挟んで校舎と校庭が対峙するのが特徴である。

柳瀬小学校(写真中央のガードレールが国道)

 訪問は2004(平成16年4月)、初夏を思わせる日差しであった。訪問時点で伊野町内では一番最後に休校となった小さな小学校であり、上流にある出来地小学校の休校後に児童を受け入れたがわずか3年で休校になった。現在は下流の勝賀瀬小学校へ通学している。敷地の関係で校舎と校庭の間を国道が走っており、校庭のすぐ先は仁淀川となっている。上流500mほど先に抜水橋ができるまでは写真右側から沈下橋へ下って仁淀川を渡っていた。
 その対岸は現在日高村である旧能津村になるがかつてはすぐほぼ正面の向こう岸に能津中学校があった。昭和の大合併後、様々な理由で川を挟んでお互いに大きく人口を減らし、今学校の灯火はこの地域から消えた。