用居中学校(池川町)  もちい   へき地級2(1978)
  池川町立用居中学校として設立後、1992(平成4)年池川中学校にt統合

 池川町中心部土居から国道494号線を愛媛県境へと向かい、20分ほど走ると用居集落に着く。左手に北部(旧用居)小学校跡を見ながら進み、人家が途切れる右手に空き地があるが、そこが用居中学校跡である。
 
児童数

1945(昭20) 1955(昭30) 1965(昭40) 1975(昭50) 1985(昭60) 1989(平1)
94 163 92 50 18 8

用居中学校跡
 戦後の教育改革と同時に設置された用居中学校だが、校区にはかつて大野・椿山・用居・瓜生野の4小学校があった。最盛期には168人の生徒を数えたが、過疎化の進行とともに歴史を終えた。校区内の小学校もすべてなくなり、中学校校舎も取り壊されている。校歌に謳われたみつまたの花も今はほとんど見ることもない。
閉校直後の用居中学校

用居中学校校歌

1 用居川 清き流れに
  みつまたの 香り豊かに
  陽のさしそめる 郷土(さと)の朝
  友よ 睦まじく 睦まじく集わん
  平和の学び舎 用居中学校

2 雑誌山 そそりたつ峰に
  けわしくも 道は続けり
  仰ぎ見るは 平和の夜明け
  友よ たゆみなく たゆみなく学ばん
  希望学び舎 用居中学校

3 登り行けば はるか海の面に
  宿る未来の夢ありて
  拓けゆく 世界はひとつ
  友よ たくましく たくましく羽ばたかん
  理想の学び舎 用居中学校