平和中学校(春野町) へいわ
旧平和村立平和中学校として設立、春野町立に改称後に弘岡中と統合のため1974(S49)年に閉校
1958(S33) | 1963(S38) | 1968(S43) | |
在籍生徒数 | 225 | 458 | 261 |
平和中学校は旧平和村とその周辺の併設中学校を統合する形で誕生している。平和村自体の存在期間が短く、芳原・諸木・秋山の3村が合併して1954(S29)年に誕生したがわずか2年後の1956(S31)年に春野村(後に町制へ)に合併されている。木造校舎の老朽化が著しく、同様の事情を抱えていた弘岡中学校とともに1974(S49)年新設の春野中学校に統合された。春野中学校の新設は財政上の問題から自衛隊の協力を仰ぐなどの工期が遅れ、名目上の発足は1972(S47)年になっているが、新校舎完成を正式な発足とみなした。
訪問は2006(平成18)年8月、春野東小学校の場所がそうかと思っていたが実際にはその西側の運動場だとわかった。特に記念碑などは残っていないので春野町立郷土資料館よりいただいた古い写真を元にだいたいの場所を特定する。できるだけ同じ角度で撮影したつもりであるが、多少の誤差はご勘弁願いたい。
田園地帯の真ん中にあるが1kmほど北には平和団地があり、1979(S54)年のこの団地完成を契機に県立公共施設の誘致が盛んに行われた。特に春野運動公園は一大施設となっている。このほかにも平和団地以外での宅地開発も盛んになり、高知市のベッドタウンとして県内では数少ない人口増加地域である。古くから住んでいる地区では人口が減っているが、新しく転入してくる人のほうが多いそうである。
詳細不明(春野町立郷土資料館提供)