芸西小学校長谷寄分校(芸西村)  はせより
  1963(S38)年本校に統合

 長谷寄分校跡は芸西村西分の山際に近い場所にある。国道55号線からもかろうじて見える位置である。元々は西分村立西分小学校の分校であったが、1956(S31)年の町村合併とともに芸西村立芸西小学校が誕生し。その分校となった。

 左半分が旧校舎

 訪問は2010(平成22)年7月、芸西村教育委員会にて所在地確認をした後、田園地帯を横切って現地に向かう。現在はデイサービスの拠点として使用されているが旧校舎の半分は残っているという事であった。南側には小さな校庭、テニスコートほどである。周辺の1・2年生がこの分校に通い、3年生からは本校に通学していたらしい。当初の本校だった西分小学校までは約1km、統合後の本校である芸西小学校まではさらに700mほど。小学校低学年の足でも30分少々だったので統合にも反対意見はなかったらしい。
 旧校舎内を外から覗いてみたが廊下や黒板も残っており、教室らしい雰囲気はそのままであった。

 旧校舎側