秋山小学校(春野町)  あきやま
  旧秋山村立秋山小学校として設立、平和村立を経て春野町立に改称。春野東小学校と統合のため1967(S42)年に閉校

  1958(S33) 1863(S38)
在籍児童数 257  200 



 秋山小学校のあった秋山村は1954(S29)年に諸木村・芳原村と合併して平和村となった。元々この合併は次の合併までのつなぎだったそうで、2年後の1956(S31)年に7ヶ村と合併して春野村(その後町制施行で春野町)となった。平和村誕生前の1950(S25)年には甲殿小学校を統合している。その後1967(S42)年に新設の春野東小学校に統合されてその歴史を閉じた。



 訪問は2006(平成18年)10月、現在はグループホームが建てられている。校舎があった当時の石垣などは残っておらず、学校の痕跡はまったくなかった。近くで農作業をしていた方が卒業生でいろいろ話を聞くことができた。当時は1学年1クラスであったという。校舎の位置は現在のグループホームがある位置とほぼ同じだそうで、町道の改修で運動場側がだいぶ削られたらしい。学校前の町道は種間寺と雪渓寺間の遍路道となっており、白装束の遍路がひっきりなしに通っていたという。合併前後から校舎の老巧化が激しい上に手狭で、授業にも支障を来す状態になりつつあったそうで町内小中学校再編にて4校(芳原・諸木・内谷・仁西注:仁西小学校生徒は希望により東西振り分け)とともに春野東小学校に統合されたそうだ。

年代不明(春野町立郷土資料館提供)